「ぼくをさがしに」(シェル・シルヴァスタイン)の読書感想文 書き方の例文 671字

 

読書感想文
「ぼくをさがしに」(シェル・シルヴァスタイン)
※671文字※

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この本は、5分かからずに読み終えられる童話です。

シルバスタインというアメリカの詩人の作品ですが、私がこの本を読んだのは、今から38年前、高校生だった時です。

内田善美という漫画家の書いた「空の色に似ている」という高校生が主人公の漫画で、登場人物が自分の今のありようをこの本を話題に出して説明するシーンがあったのです。

私はこの「ぼくをさがしに」という本をどうしても読みたくなってその日のうちに本屋で購入しました。

高校を卒業して40年近くたちましたが、この本はいまだに色あせることなく私の本棚にあります。

主人公は、パックマンのように大きく口を開いたような「かけ」のある円です。

移動するときは転がっていくのですが、どうしても「かけ」のところでつっかえて仕方がない。

なのでその「かけ」の部分を探しに行くのです。いろんなかけがありました。

小さいのやら大きすぎるのやら、長い長い旅の末にぴったりはまる「かけ」を見つけるのです。

このかけを見つけたおかげでコロコロ何の問題もなく転がれるようになります。

しかし今度は、この順調な生活にふと疑問を感じます。

結局、「かけ」と別れてまたかくんとつまずく生活に戻っていくのです。

この本とあの多感な時期に出会ったのは必然だったと思うのです。

どんなに努力しても得られないものがあって、それをあきらめたときに残るもの。

それはとてもとても不器用な自分自身しかないのです。

かけの部分をどう考えるか、50歳をすぎて思うのは「それでもそんな自分でよかった
じゃないか」いうことが今になってすとんと心に落ち着いてくれるようになったのです。

 

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