「舟を編む」(三浦しをん)の読書感想文 書き方の例文 627字

 

読書感想文
「舟を編む」(三浦しをん)
※627文字※

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人生を捧げる仕事に静かな情熱を感じた一作。

子どものころから国語辞典は、どうやって作られているのだろうという素朴な疑問を持っており、辞書編纂に関して書かれた本だと知り読みましたが、この本を読んで改めて言葉の大切さ
を知りました。

作品は、途方もない作業でありながら時代を映す鏡である辞書編纂に情熱を傾ける人々の話です。

主人公の馬絞は、言葉に関して特異な才能を持ちながらも、とても不器用で最初は大丈夫かと思いながら、読んでいてハラハラさせられる場面もありました。

しかし、主人公をはじめ、馬締の同僚や恋人等脇役のキャラクターもとても良い味を出していて、多くの人の情熱に支えられながら一つの辞書という大作が出来上がっていき、その過程の中で主人公が成長していく姿に感動しました。

憎むべき悪役が出てこなかった所も、ストレス無く読み進めていけた部分だと思います。

また今まで、描かれなかったフィールドだったので、読んでいてとても新鮮でした。

今は簡単にインターネットで検索できる時代になりましたが、言葉というものは生き物で時代とともに言いまわしも変遷するものですが、その終わりが見えない言葉の定義というものを簡潔かつ的確に表現しなければいけない辞書という書物に魅力を感じました。

エンディングは思わず涙してしまいそうでしたが、読了後は胸がすっきりとするようなさわやかな読み心地で、自分自身も人生をかけて一つのことをやり遂げれたらどんなに幸せだろうかという思いがこみ上げました。

 

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