読書感想文
「半径5メートルの野望」(はあちゅう)
※1216文字※
はあちゅうさん(本名、伊藤春香さん)は、テレビで活躍する文筆家・ブロガーとして有名です。
そのはあちゅうさんが、自分の体験や経験をもとに書いた人生の教訓要素が強いのが、「半径5メートルの野望」です。
私は、この本を読んで努力する大切さと自分の夢を叶える方法を学びました。
特に、印象的な言葉がこの本にはありました。
「自分のために頑張れるのは自分だ。」
自分が満たされて初めて他の人を満たすことが出来るのだと感じました。
どう他人に言われても頑張るのは自分自身であって、自分が努力したいと思わないと何も出来ないのだと感じました。
不安定な気持ちの自分を他人でぶつけるだけになるなら、まず自分が満たされる。
そして、幸せをおすそ分けできるくらいの余裕を持てると、幸せになれるのではないかと私は感じました。
時には、自分のために頑張っても辛いと思う時が来ます。
でも、「つらい時でも、自分がやると決めたことを続けられるかどうかというのは、かなり大きなポイントだと思います。」
という言葉は先ほどの言葉に繋がってきます。
時々、自分が何のために頑張っているのだろうと落ち込んだり、気が滅入ったりすることも多いです。
それでも、この言葉を振り返ってみると自分が今、手にしたい夢やイメージをしっかりと掴む為にやっているのだということ、今すべきことをする、やるべきことに集中するのは何も間違っていない
と思えます。
とてもしんどい時を超えてこそ、新しい自分や出会いに恵まれたりします。
それがあるから継続して努力をすることは面白いのです。
それでも、間違った方向に努力していては意味がありません。
時間が無駄になってしまいます。
それでは、どうすれば良いのでしょうか。
そんな時に、
「夢を叶える為には具体的なイメージを持つこと、明日でも明後日でもなく、今日から自分の行動と意識を変えることだと思います。そして、ポイントは叶った瞬間のイメージだけでなく、叶うまでの過程のイメージを持つこと。」
この言葉に私は救われました。
夢を叶えたいと思っても叶ったイメージだけではなかなか難しい場面が出てきます。
その為に何をすべきで何が必要なのかをしっかりと把握すること、ざっくりではなく事細かに洗い出していくことが本当に重要だと思います。
実際にそういう工程はとても重要です。
私も何度かやってみました。
どんなに小さな夢でも良いと思います。
小さな夢を叶える為にはどうすれば良いかを頭でしっかりと考えるからこそ、具体的に想像しやすく行動にもしっかりと移せます。
たくさんの言葉が並ぶこの本ですが、はあちゅうさんの経験も付属して書かれているので、一般的な言葉を並べただけでの本とは違うなと感じました。
自分と照らし合わせて読むことでより一層のアウトプットが出来るはずです。
私も何度も読み返しましたし、これからも何度も読んでいきたいと思っています。
自分に自信がない人や心がどうも起き上がれない人に本当にオススメしたいです。
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