「燃えよ剣」読書感想文の書き方の例文1200字

※1396文字

「燃えよ剣」(司馬遼太郎)を読んでの感想

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実は私は日本の歴史が好きで、よく其の歴史を背景にした
更には実話を基にした歴史ドラマや時代小説が好きで
よく読んでおります。
特に好きなのは中世の戦国時代と江戸期の幕末の動乱が
最も面白いし、歴史の勉強にもなります。
今回紹介したいのは幕末動乱の敗戦をヒーローにした
土方歳三を主人公にした物語です。
著者は皆さんご存知の歴史作家である司馬遼太郎の
「燃えよ劍」です。

NHK大河でも幕末から明治維新を演じるときは概ねが
新選組が登場しますが、特に印象に残っているのは
新撰組のヒーロー達を演じていたのはスマップの
香取慎吾が演じた隊長の近藤勇や副隊長の山本耕史が
熱演していたが、其の名も「新選組」という題材でした。
その他にも新選組の実際の人物のキャスト陣が今思うと
物凄い俳優たちを集めていたと感心するばかりです。
其の脚本、演出を勤めていたのが三谷幸喜氏で、
彼は此等の新選組の物語をベースにしたのが司馬作品の
「燃えよ劍」や子母澤寛の「新撰組始末記」
とされているらしいのです。

司馬遼太郎の「燃えよ剣」は、新選組の副隊長として
土方歳三をより深く掘り下げて描いております。
勿論、隊長の近藤勇同様、多摩時代(旧武蔵国多摩郡であった区域)
から新選組結成に携わり、各地での戊辰戦争に関わってきて
隊長の近藤は途中で戦死するが、土方は蝦夷地での箱館戦争で
戦死するまでの生涯を描がいています。

私が思うに、京都・壬生での新選組時代の土方は
鬼の副長として恐れられていたが、次第に角が取れて丸くなり、
最終決戦となる蝦夷・北海道での箱館戦争においては
仏の隊長として隊員や同僚に物凄い信頼と尊敬を
集めるようになったのです。

其れはなぜかというと元の新選組の仲間や隊長の近藤勇も
既に此の世の人ではなく、最後に残された己自身の死に場所を
探していて、其処で気がついたのが蝦夷・北海道での函館でした。
そして彼が、描いた通り戊辰戦争の最後の決着の地となったのが
函館の五稜郭での戦いだったのです。

ごく最近、函館は新幹線も開通し首都圏、東京からも数時間で
行けるようになり、其の最大の観光名所とされているところが
五稜郭でありましょう。
此の時に「へーっ、あの京都での新選組の副隊長の土方歳三が
こんなところまで来て戦ったのか」と驚くに違いないのです。
江戸末期からから明治のという名前に改元されたのは1868年のことでした。

京都の「鳥羽伏見の戦い」に始った正規の戊辰戦争は、
明治期になってからのほ1年後の1869年の箱館戦争をもって
最終的に終了するのです。

幕府軍の土方は薩長の官軍が函館の総攻撃を開始する頃、
既に敗色が濃厚になっても新選組の残党や前線の兵士を救うため、
僅か数人を従えて騎馬で出陣しているのであり、
元より彼は死を覚悟しての陣頭指揮であったのです。
戦死の後、土方の遺体は僚友らにより五稜郭に運ばれ葬られたとされ、
彼の享年は35歳という若さのドラマチックな最後であったのです。

彼が亡くなった明治3年4月、函館の五稜郭は明け渡され、
戊辰戦争は各地を戦火に巻き込みながら名実ともに箱館を最後に
終結したのでした。
しかしこの時、最後の函館戦争の幕府軍の中で、総隊長の榎本武揚等の
幹部の中でも、自ら死地である前線にまで赴いて戦死をしたのは
土方歳三ただ一人であったといわれております。

因みに、榎本をはじめ幹部だった連中は新政府の要人になった
人も多いとされています。