「ハリー・ポッターと賢者の石」(J.K.ローリング)の読書感想文 書き方の例文 2000字

2081文字 「ハリー・ポッターと賢者の石」(J.K.ローリング)の読書感想文

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私が寝る間も惜しんでよんだ本が「ハリー・ポッターと賢者の石」です。
本当に魔法使いや魔女はいるのかもしれない。
私達マグル(魔法を使えない人間)が知らないだけで、魔法の世界はあるのかもしれない、そう思わせてくれる素敵な本です。

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ハリーは魔法学校で働くハグリッドに、
「ハリー、お前は魔法使いだ。」
と、教えてもらいます。なんて素敵な言葉なのでしょう!
私は昔から不思議なことが大好きで、UFOやミステリーサークルなどを特集した番組をよく見ていました。アトランティス大陸やバミューダ海域の謎など、自分の知らない世界にとても興味があって、その魅力に惹かれています。

[br num=”1″] なので、魔法がテーマのこの本にはどっぷりと夢中になってしまいました。
この本を手に取ったきっかけも、何気なく書店に立ち寄った時にこの本に添えられていた「一緒に魔法の世界へ」という店員さん手書きのメッセージを読んだからです。 

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読み始めた時は、両親を亡くし、叔父さんの家で冷遇されていたハリーの様子が可哀想で、読むのが辛かったです。ふと気付いたら、読んでいる私の眉間にシワが寄っていました。
実は私の友達に全く同じ境遇の子がいるのです。

[br num=”1″] 両親を亡くし、父親の弟さんの家で暮らしています。
もちろんハリーのように冷遇されている訳ではありませんし、従姉妹とは実の姉妹のように仲良くしていて、本当の子供のように育ててもらった、と言っていました。
そして、私は、両親の仕事の関係で、本当にたまに、母の姉の所に泊まらせてもらうことがあるのです。

[br num=”1″] もちろん私の叔母も色々気遣ってくれて、とても良くしてもらっています。
でも、ほんの少し、本当に少しだけ、自分に重なる部分を感じました。
両親が常に家にいてくれて、毎日「おかえり」と迎えてくれ、優しく育ててもらえることへの憧れです。
おこがましくて、友達の気持ちが分かるなどとは言えません。
ましてやハリーの辛い気持ちを理解できることはないと思います。

[br num=”1″] それでもハリーに少しだけ親近感が湧きました。
でも、魔法使いだと告げられた後のハリーの人生は一変します!
ダイアゴン横丁で買い物をする場面は本当にワクワクしました。
ドラゴンの守る銀行でお金を受け取り、入学に必要な、魔法学校で着るローブ、帽子、マント、手袋(ドラゴン革のもの)、教科書、魔法の杖、鍋、ペットにふくろうか猫かヒキガエルを揃えなくてはいけません。

[br num=”1″] ハリーがとまどいながら準備していくのが羨ましくてたまりませんでした!
私が欲しいものばかりです。
そして魔法学校に入学してから習う魔法の授業。
とっても魅力的で、私も受けたくてたまりませんでした!

[br num=”1″] もちろん授業を受けたからと言って、すぐに魔法を使える訳ではなく、センスも必要ですし、それ相応の努力もしなくてはなりません。
でも魔法の勉強でしたら、猛勉強する自信があります。
ロンやハーマイオニーという素晴らしい友人もできてスクールライフを満喫するハリーですが、賢者の石を巡って、闇の魔法使いであり、ハリーの両親の仇でもあるヴォルデモート卿と対決します。
何とか退けるハリーですが、魔法学校1年生の男の子が、弱っていたとは言え絶大な魔力を誇っていたヴォルデモート卿を打ち破るシーンは本当にハラハラしました。
私なら気絶するかもしれません。

[br num=”1″] そして、私がこの本で1番印象深かったのは、ハリー達のクラスメイトのネビルです。
実はハリー達は、賢者の石を手に入れるために、規則を破って寮を抜け出したのです。
まさにその時に、ネビルに見つかり、ネビルはハリー達を止めようとします。
ハーマイオニーに全身金縛りの術をかけられ、返り討ちにあってしまいますが、私は、寮の規則を破り抜け出したハリー達も、それを止めようとしたネビルにも、どちらにも正義があると思いました。

[br num=”1″] 友達を止めるのは勇気のいることです。
実は、私は、昔、友達の万引きを見て見ぬふりをしたことがあるのです。
止めなければいけないのに、勇気が出なかった。「真面目ぶってる」などと言われるのが怖くて、どうしても言えなかった。今、それは友情ではなかったと痛感しています。
ネビルを勇気ある行動を見て、あの時自分は友人を叱るべきだったのだと反省しました。

[br num=”1″] 最後にネビルは、魔法学校のダンブルドア校長先生に
「敵に立ち向かっていくのにも勇気がいる。しかし、味方の友人に立ち向かっていくのにも同じくらい勇気が必要じゃ。」
と認められます。
本当にその通りなのです。ダンブルドア先生の言葉と、ネビルの勇気と、自分の不甲斐なさに涙が出そうになりました。

[br num=”1″] この物語はフィクションです。
それは十分に分かっているのですが、もしかして本当に魔法の世界はあるのかもしれない。
自分に見えていないだけかもしれない。

[br num=”1″] 事実、ハリーの世界のマグル達は、魔法の世界のことなど疑ってもいません。
この本を読んで、全く魔法のことを知らなかった普通の歯医者だったハーマイオニーのご両親に魔法界からの招待状がきたように、私がいつか結婚して子供が生まれた時、その子に招待状が届く可能性は全くない訳ではない、という思いを捨てきれない私でした。