「物の見方 考え方」(松下幸之助)読書感想文 書き方の例文 2000字

*2014文字 「物の見方 考え方」(松下幸之助)読書感想文

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今の若者は経営の神様「松下幸之助」という名前を聞いて、どれだけピンとくるでしょうか。私のように現在40歳になろうという人間でも生で松下幸之助氏の話をテレビなどで拝見した覚えがほとんどないほどですから。だからこそ、松下幸之助氏の著書を読むことでその偉大さがさらにわかるというものです。

[br num=”1″] 個人的にかなり松下幸之助氏の著書を読んできましたがこの作品は経営ノウハウというよりも松下幸之助氏の人生観という側面から仕事をとらえているといった言い方のほうが良いかもしれません。松下幸之助氏が経営の神様と称されるわけがこの作品を読む中ですぐにわかるはずです。

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30年以上も前にこの作品の中で日本の将来像を描き、その課題を憂い、自分自身にで来ることを松下電器という企業の中で実現しようとし続けたその姿はまさに圧巻です。そして、そのわかりやすい言葉のおかげで松下幸之助氏の考えが、数万人の社員にも浸透し、平成の今も息づいていることを考えたとき、本当にこの素晴らしさ、偉大さがわかるわけです。

[br num=”1″] いくつかこの作品の中で印象に残ったところをご紹介していきたいと思います。
まず、企業の存在価値です。皆さん企業の存在価値は何だと思いますか。社会人でもなかなかこれについて明快な答えを出すことは難しいと思います。「企業は社会のお役立ちのために存在する。いわば社会の公器。そしてそのお役立ちの見返りとして利益が生まれてくる」という考え方です。

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当たり前のように聞こえますがこんなにわかりやすい言葉で語りかけてくれると本当にわかりやすいと思います。そして、実は現在の松下電器、今はパナソニックですが現社長の津賀社長もこの松下幸之助氏の言葉と同じく、「これからも家電製品で培っただれよりも消費者のことを知っている会社として、様々な場面で社会のお役立ちをしていきたい」とコメントされていました。これも実にわかりやすい言葉です。そして、創業者である松下幸之助氏の精神、スピリッツがしっかり踏襲されていることがよくわかります。松下幸之助氏がなくなってすでに20年近くがたちますがこうした精神が受け継がれているところに松下幸之助氏の偉大さがうかがい知れます。

[br num=”1″] 次に印象に残ったのは「素直な心」です。みなさん、素直といえば、正直とあ、うそをつかないという解釈をされるかもしっれません。しかし、ここでいう「素直な心」というのは「世の中の事象をありがままに見つめ、解釈し、受け入れていくというものです」要するに経営であれ、人間関係であれ、必要以上の先入観、思い入れを持って判断してはならないということです。

[br num=”1″] なるほど、確かに企業経営においてもワンマン経営者が自分の思い入れが強い判断をしてしまったがゆえに失敗してしまうこともあり得ます。また、個人の関係においても、他人のうわさなど先入観を先に立たせてしまうと間違った人間関係になってしまうこともあり、非常にまずいわけです。こうした考え方を松下幸之助氏は「素直な心」という表現に置き換えています。

[br num=”1″] 次に人間の使命です。「人は皆、使命に生きている。そして使命のために生きている人間はみな尊い」という考え方です。これもまさに松下幸之助氏ならではの考え方です。本人がたたき上げの警視者であり、自分自身が経営の天才だというおごりも自覚も一切ありません。あくまでも自分自身の使命を世の中に物資を豊富たらしめるといういわゆる「水道哲学」に基づいて、ただ、純粋に経営に向かっていたからこそ言える言葉なのだと思いました。

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だからこそ、松下電器の社員であれ、社外の人間であれ、何らかの使命、目標に向かって一生懸命生きている人間に対しての尊敬の念をもって、接していただのだと思います。だからこそ、松下電器にはいろいろな優秀な人材が生まれ、繁栄を続けることができたのではないでしょうか。

[br num=”1″] そして、前述の「水道哲学」です。自分自身の経営に向かう姿勢として水道の水のように電化製品があふれるくらいたくさん世の中に出てくれば、もっと価格も下がり、貧困もなくなるという考え方です。今でこそ、あらゆるところに物が余っていますが当時、この考え方をするだけでもすごいことなのに、それを実践してしまうところがまた輪をかけてすばらしいところだと思います。もちろん、国によってはまだまだこの考え方に基づいて製品を世に送り出さねばなりません。
以上、いくつかポイントになった、また、個人的に気になったところをご紹介してきました。

[br num=”1″] 松下幸之助氏が生きてきた昭和から今の平成の時代にうつって、まだ松下幸之助氏がご存命であったなら、今の世の中をどうとらえるでしょうか。もちろん、時代とともに変わるものはありますが、きっと変わってはならないものまで変わってしまっていることに対して嘆き悲しむでしょう。
そして、それを変えていこうとされるに違いありません。本当に偉大な人間であり、偉大な経営者だと言わざるを得ません。