「1リットルの涙」(木藤亜也)の読書感想文 書き方の例文 2000字

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読書感想文
「1リットルの涙」(木藤亜也)
※1995文字※

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この本を読んで、私はこれからどうやって生きていくべきなのかを教えてもらった気がします。

この話は、恐ろしい病魔が十五歳の少女亜也の青春を奪っていく話です。

友達との別れ、思春期にいきなりおとずれた初めての車椅子生活等といったような様々な苦難がたった一人の何でもない普通の少女に襲いかかりました。

そんな中、日記を書くことだけが亜也の生きる支えとなっていくのです。

「たとえどんなに小さく弱い力でも私は誰かの役に立ちたい」と最期の最期まで前向きに生き抜いた少女の言葉が綴られた日記。

それがこの「一リットルの涙」なのです。

「こう決断を下すのに、少なくとも、一リットルの涙が必要だったし、これからもっともっといると思います。」タイトルにこんなにも重要な意味が込められているなんて思いもしませんでした。

でも、この一節を読んだ時、とても切なくなりました。

この本を選んだのは、以前ドラマ化にもなって、話題になっていて気になっていたからです。

ドラマでは描かれていないであろう細かい心理描写等を小説で味わってみたいとも思いました。

ドラマを視聴してから原作を読んだので、亜也さんがバスケ部所属だったこと、恋人の麻生くんは事実ではないことを初めて知り、やはり小説とドラマの違いを比べるのは面白いな。と感じながら読み進めました。

では、なぜそんな事実と違う設定になってしまったのか疑問に感じましたが、それは、亜也さんのお母さんが運動や恋愛など亜也さんに経験させてあげたかったというお母さんの夢だったということです。

それを知って母親っていつまでも娘のことを考えていて、母親の愛情って私が思っているよりももっと深いものなのだな。としみじみと思いました。

「なぜ病気は私を選んだの?」

印象的な言葉はこの本にはたくさん散りばめられてあります。

そんなたくさんある言葉の中でも何よりこの言葉が、一番印象的でした。誰でも病気になれば少なからず「なぜ?」という気持ちを抱くでしょう。

それが若くて、難病であればなおさらです。

答えがでない問い。

ずっと、亜也は神様にそう問いかけていたように思えてなりません。

そんな亜也の切ない思い、苦しみの一面が垣間見られるセリフだと思いました。

なぜ、こうも真面目で一生懸命生きてきた少女に難病という試練を神様は与えたのか。

そう考えると本当に涙があふれてきました。語弊があるかもしれないけれど、もっと悪い人間だっているのに。と亜矢さんでなくてもそう思ってしまいました。

神様は絶対にいると信じてきたわけではありませんが、それでも初詣等に行って神様にお願いごとをしてきた私は、神様って本当にいるのかな。と真剣に考えるきっかけになったような気がします。

そして、まだまだ神様は亜也に残酷な仕打ちをするのです。

亜也がかかったこの難病は、知能は衰えることがないのに対して、体の自由がどんどん奪われていくのです。

歩きたいのに歩けない。話したいのに話せない。

昨日まで出来たことが、今日には出来なくなるかもしれない。

そんな希望とは逆の未来を考えるというのは、どんなに怖いことだろう。

私には想像を絶します。

怖い気持ちがなかったわけがはないとこの本を読んで思いました。

ただ、周りに口に出して言わなかっただけです。

きっと口に出して周りを悲しませるのが嫌だったのではないでしょうか。

昔、声が一時的に出なくなってしまったことがありました。

お医者様は二週間程で治ると仰ってくれましたが、やはり不便で、イライラがたまっていったことを覚えています。

短期間でもこんななのに、亜矢さんはしっかりと自分の運命に向き合って、立ち向かって強い人だな。と感じました。

しかも十五歳。本来ならば、明るい未来を想像することが一番楽しい時期だったと思います。

将来の夢だって笑顔で語れたでしょう。

それなのに病魔と闘わなくてはならない日々。

やはり私には耐えられないだろうな。と思いました。

だから亜矢は本当に強い人です。

そして周りのことを考えることが出来るとても優しい子だと思います。

だからこそ、亜矢さんは神様に選ばれてしまったのでしょうか。

亜也さんは六年間も日記を書き続けています。

それによって、亜矢さんを直接知らない人、同じ病気を抱えている人とたくさんの人に勇気と感動を与えました。

それが亜矢さんの神様からの役割だったのでしょうか。

私は亜矢さんからこれからの生き方を学んだように思います。

毎日適当にダラダラと過ごし、現状を変えようともせずに親に不満だけは一人前に言うような生き方はやめようと思いました。

これからは周りのことを考えられるように意識して生活をしていこうと思います。

今過ごしているごく普通で当たり前の日常。その日常の大切さ。

それも亜矢さんに教えてもらった気がします。

これからは目の前のことに必死になって毎日を全力で生きていくべきだと考えを改めさせられました。

 

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