「モモ」(ミヒャエル・エンデ)の読書感想文 書き方の例文2000字

 

読書感想文
「モモ」(ミヒャエル・エンデ)
※1968文字※

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印象に残っている箇所は、4つです。

1つ目は道路掃除夫のベッポの言葉です。道路掃除をするときのこと。

「いちどに道路全部のことを考えてはいけない。つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考える。」

仕事をしていると、1ヶ月、3ヶ月、半年先など長期的な目線でこれもあれもやらなければと考えてし舞います。

そうではなくて、時には目の前のことを一つ一つ対応していくことが大切であると思いました。

また、このことは学生生活にも当てはまると思います。

宿題や課題を理解することもなく、ただ単に終わらせようと思うこともあるのではないでしょうか。

時には時間がかかってもよいので、一つ一つの問題の意味を理解しながら解いていくことも大切であると、今になってみると思います。

2つ目もベッポに関する記述です。

「ベッポはじっくりと考えるのです。答えが必要なときには、どう答えるべきかようく考えます。ときには二時間も、場合によってはまる一日考えてから、やおら返事をします。」

またこの記述には以下のような続きがあります。

「モモだけはいつまでもベッポの返事を待ちましたし、彼の言うことがよく理解できました。こんなに時間がかかるのは、けっしてまちがったことを言うまいとしているからだと、知っていたからです。」

私は、集団で討論するという場がとても苦手です。

自分の意見を整理できていないうちに話すことに抵抗があるからです。

頭の回転が速い人を羨ましく思いますが、上記のベッポの描写を読んで共感できました。

時間をかけて発言することは、「慎重さ」を持ち合わせているという意味で立派な強みだと思います。

3つ目は、ジジの言葉です。

「いぜんには、みんなはモモのところに話をきいてもらいによく来たもの。聞いてもらっているうちに自分自身のを見つけ出した。」   

また以下のような文章も記載されています。

「モモに話を聞いてもらっていると、バカな人にも急にまともな考えが浮かんできます。モモがそういう考えを引き出すようなことを言ったり質問したりした、というわけではないのです。ただじっと座って注意深く聞いているだけです。モモに話を聞いてもらっていると、どうしてよいかわからずに思い迷っていた人は、急に自分の意志がはっきりしてきます」

上記の記述からは、こころに余裕を持つことの大切さを教えてくれます。

働いていて、時間に追われていると考えがまとまらないことが多くあります。

あれもこれもやらないとと思って、パニックになり、目の前のことに対してさえ考えがまとまらないことが多々あります。

私は社内システムを担当していたことがあり、プログラム開発に携わっていました。

焦っているときは、よいプログラムを書くことができません。

会社の帰り道や友達と話している時に、ふとよい案が思い浮かぶことがよくあります。

こころに余裕をもって、一人で悩みを抱えないで誰かに相談してみることも大切であると改めて思いました。

4つ目は、以下の記述についてです。

「仕事が楽しいとか、仕事への愛情をもって働いているかなどということは問題ではなくなりました。むしろ、そんなことは仕事への妨げになります。だいじなことはただひとつ、できるだけ短時間に、できるだけたくさんの仕事をすることです。」

補足として、世の中の人が時間に追われて、余裕がなくなっている中で上記のような記述が書かれています。

私は、仕事にやりがいを感じることができなくなったために転職を経験しています。

仕事は生活の多くの時間を占めるものです。ただこなすのではなく、やりがいをもって仕事に取り組む方がきっと楽しいです。

また、仕事は決して1人でできるものではありません。

仲間がいます、お客様がいます。人と人との付き合いで成り立っています。

ただ仕事をこなすだけでは、人と人の付き合いがうまくいかなくなります。

多くの人から「ありがとう」と言ってもらえると仕事が楽しいと思えるものです。

転職してやりがいを得ることができ満足しています。

学校生活でも同様であると思います。

部活動や学級活動はチームで行うことです。

ただこなすよりも、ほんの少しでよいから楽しいと思えることを考えながら取り組むと、今までにない感情が芽生えるのではないでしょうか。

最後にまとめます。

この小説を読んで、時間を節約することも大切ですが、一番大切なのは人と人との対話なのだと思いました。

人は一人では生きていくことはできません。

必ず誰かの助けが必要です。

仕事でも学校生活でもそうです。

様々な個性を持った人がいますが、お互いを認め合い、尊重しあって生きていくことが大切なのではないかと改めて考えさせられました。

最近時計ばかり気にしているな、イライラしているかなと思ったらぜひこの本を手に取ってみてください。

 

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